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ムーヴカスタム整備記録ブログ

ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)の整備記録です。

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ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT
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ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT
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ムーヴのタイヤを交換して(もらって)みた。Ver0.93

ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT

 なぜ交換?

 修理してもらい生きながらえたタイヤではあったが、ゴムの劣化が激しく、ひび割れも目立って側面が大きく欠けたりしてきたので交換することにした。(4年ぐらいは確実に履いてるし(^^ゞ)

 前準備

 まずムーブに最初から付いていたタイヤの型番を調べた。型番はタイヤ側面にでかでかと書いてあるし、運転席のドアを開けると車のボディーに適正空気圧の値と一緒に記載されているはずです。(155/55R14などの英数字が型番です。)

 タイヤの型番の意味は

 タイヤ型番の説明図例として155/55R14という型番のタイヤだったら、幅(a)が155、扁平率(b/a*100)が55%、R=ラジアルタイヤ、リム径※(c)が14インチ、ということになる。整備士とのやりとりでタイヤのサイズはいくつですかと聞かれたら通常は「ホイールサイズが何インチ」なのかを答えることになるでしょう。

 ※ このタイヤに適合するホイールの直径の事です。

 偏平率の数字が低いとbの幅が狭くcの幅が広くなるので見た目がかっこよく(?)なりますね。

 タイヤ知識を得たところで

 割と近所の某大手カーショップにて大量に積み上げられて陳列されているタイヤを見に行ったが、お買い得感を感じられるような商品が見つからなかった。そこでまた、お決まりのネット調査である。

 ネットで激安タイヤの値段を調べると「儲けでるの?原価いくらなんだろう」というくらいの安値で売っているところもちらほら。

 これならネットで買って近所のカーショップかどこかで交換作業だけをしてもらえばいいなと思った。が、なんと大手カーショップにタイヤを持ち込んで「交換作業だけ」をやってもらうと作業工賃がかなり高く取られるという事実が発覚…。

 たとえば某大手カーショップの例だと、

 A. タイヤを買ってその場で取り付け作業をしてもらった場合。

 1,050円(税込)

 B. タイヤを持ち込んで、交換作業のみをやってもらった場合。

 2,100円!(税込)※

 別の某大手チェーン店では3千円以上(税込)なんてところもあります。

 実に2倍(もしくはそれ以上)の工賃。なんで? これは持ち込み交換対策なのかな?

 安いタイヤをどっかで仕入れて交換作業だけやられてしまったら大手カーショップといえど、「労多くして利益少なし」の世界になってしまうだろうしねぇ。

 ちなみに安いタイヤはネットショップで見つけましょう。「155/55R14」などのキーワードで検索すると、すぐに見つかると思います。外国製アジアンテイストなタイヤもネット上で超爆安にて販売されているのをよくみかけるけれど、長く使用することを考えると個人的に「外国製はちょっとなぁ」という感じがします。最近は日本メーカー製ブランドのものでも、タイヤを見るとMade in Chinaだったりしますけれど…(^_^;)

 純正タイヤではなくてワンサイズ分幅の細いタイヤでも大丈夫みたいなので、その型番で探してみると日本メーカーの製品でありながら1本2~4千円ぐらいで売っているところもありました。しかしお店にメールしてみると、このサイズでもタイヤの幅が狭くなるだけで走行は問題ないのだが、「車検の時にはちょっと問題があるかもしれません」といわれる。(´д`) おしいなぁ…

 車検には問題なく通るのかもしれないが、乗り心地が悪くなっても嫌なので心配性の私は結局純正サイズのタイヤを探す事にした。

 そして、後日何とか同じサイズで割と安い物を見つけた…(爆安という感じでもなかったけど大手カーショップ店頭よりかなり安い!)

 次は持ち込み交換でも安い工賃でやってくれる場所を探すのみである。ネット上をさまよい、やっと自宅から割と近い場所にカスタムパーツを多数扱うカーショップで良いところがあるのを見つけた。タイヤ一本を1,575円(税込)で交換(バランス調整込)でやってもらえるようである。あなたの近所にも調べれば多分持ち込み歓迎で大手カーショップより割と安い工賃でやってくれるところがあるかもしれません。あきらめず探してみましょう。

 今回はついでにエアーバルブも交換してもらうことにした。エアーバルブもゴムなのでタイヤ同様、劣化がかなり進行しているはずだし。

 ムーブカスタムのタイヤに付いている重りムーブカスタムのタイヤに付いているオモリ(拡大)ちなみにバランス調整とはホイールにタイヤのゴムをはめた後、「タイヤ回転時のバランスを調整する」作業である。バランス測定器というマシンがあり、それにホイール付きのタイヤを1本ずつセットして、回転させたりホイールにおもりを付けたりしてバランス良く回転する様に調整するのである。(ホイールとタイヤの境界にある「おもり」はただの飾りではなかったのですね。今まで知りませんでした。恥ずかしい) この記事を書く前まで、ただの飾りかと思っていました。ちなみにおもりが取れたりすると高速走行時にタイヤの回転バランスが崩れてハンドルが振動したりするそうです。コワイ。

 交換作業を依頼

 ネットで注文したタイヤ4本が到着したので、車に積んで後日交換をしてもらいに行った。

 交換作業はたいした時間もかからず何事も無く終了。ただ、ここのお店では工賃は安いけど古タイヤの廃棄代がかなり取られる様だったので持って帰りました。タイヤ廃棄料金の一番安い某大手カーショップに古タイヤを引き取ってもらってから帰宅しました。

 ちょっとめんどくさかったけど(*´Д`)y-~~~ウマー! ネットで買って、安いカーショップで交換。これ最強!(本当…?)

 タイヤを交換したら、まるで別の車に乗っているかの様に、乗り心地が良くなった気がしました。また、交換したエアーバルブもピカピカになって見栄えも良くなり、以前のバルブよりエアーの入りがよくなった気がしました。

 トータルの費用は大手カーショップで購入&交換するよりも3,000円ちょっと安くなっただけでした。(苦労の割には微妙かも…)

 ただ、バッテリーと同じように、流通量の多いサイズの場合は、タイヤ自体の値段が、かなりの爆安で売っている事もあるので、もっと安く交換できるかもしれません。あと、「タイヤはなまもの」ですので製造年月日も注意!これもタイヤの側面に4桁※で表示されています。

上2桁は製造が何週目に行われたかを表していて、下2桁は西暦の下2桁を表しているらしいです。よって、1005と表示されていた場合、2005年の10週目に製造されたということになるみたいです。

 ディーラーや大手カーショップにてタイヤ購入&交換をやっておいた方が、後で何かあったとき苦情も言いやすい気がします。興味を持たれた方はその辺も含めて全て自己責任で実行してみてください。(´∀`;)いつも通りいい加減だな、オイ。また、ネット販売の爆安タイヤは製造年月日が古い物が混ざっていたりすることがあるかも知れませんのでご注意ください。

 ロードインデックス(Load Index)や速度記号(スピードレンジ)にも注意しましょう!

 空気圧や重量などが正しい条件のもとで、タイヤ1本が耐えられる重量や最高速度が決められています。ロードインデックスが重量(負荷能力)、速度記号が最高速度を表しています。自動車に指定されたものよりも低い値のものを使用すると非常に危険です。指定の値は運転席側のドアを開けるとあらわれるラベルに表示されています。

 たとえば「165/65R13 77T」という規格のタイヤの場合、77がロードインデックスで、最後のTが速度記号です。数字やアルファベットの意味は下表をご覧ください。

ロードインデックス(LI)
LI負荷能力(kg)
70 335
71 345
72 355
73 365
74 375
75 387
76 400
77 412
速度記号※
記号最高速度(km/h)
Q 160
R 170
S 180
T 190
H 210
V 240
※アルファベット順に値が上がるのではないので注意。

 タイヤは余りケチらずお金をかけるべき箇所なのかもしれません。(安全や乗り心地にかなり影響がある場所ですので)

 この記事は2005年12月頃に公開されたものなのですが、今(2008年12月)になって考えると、やはり大手カーショップなどでの交換の方が無難な気がします。何かあったときに責任が分散されてしまい、補償が受けづらいかもしれないからです。その辺もよくご理解頂いた上で、全て自己責任でこの作業を行って下さい。しつこいようですけれど…^^;

 追記です

 現在、私がタイヤを交換する時は、オートバックスやイエローハットで売っているプライベートブランドの激安タイヤで現在のホイールに取付が可能なものを選んで購入して交換作業も依頼しています。補償の問題や手間などを考えると、結局このやり方に落ち着きました。調べてみたら、タイヤ幅のサイズや型番が違う激安タイヤを取り付けできることが分かり、サイズ的に車検も問題のないことが分かったことも大きな理由です。最近ではタイヤ持ち込み歓迎という整備工場なども見かけるようになりましたが、交換工賃が少し高かったりするのと上記の補償の問題などもあり(補償が実際にはどうなるのか知りませんが)、現在あまり利用を検討することはありません。

 尚、サイズの違うタイヤに交換する場合は、車検時などにスピードメーターの誤差などの問題が発生する可能性もあるので、よく調べた上で交換しましょう。私のムーヴと全く同じ車の場合、純正のタイヤサイズはこちらのページで確認できます。

 この記事は2005年(12月頃)に公開され、その後改訂を重ねて現在に至ります。

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