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前回のパワステオイル交換時に「バッテリが弱ってますね」と言われたので気になったのと、もうこの車に乗って3年ぐらいになるので……(その間全く交換せず…寿命…かな?)。
↑この文章は、私がまだバッテリーについて全く知識を持たない2004年当時(今も怪しい知識だけど^^;)に、書かれたものです。今(2008年)であれば、充電器で充電しておくか、「最近、長期間車に乗らなかったからなぁ…」と思うぐらいの反応だと思います。
今回は諸事情により全く同じ規格(型番)のバッテリーを使用せず、性能アップも兼ねて一つ上のグレードの製品に交換してみた。
バッテリの知識など全くなく、おきまりのネット上の情報収集から開始した。
①バッテリーの型番の見方
バッテリの型番は、40B19Lという型番を例に取ると、
※プラス端子(赤色)の付いている方のケース側面から見て、端子が中央より左寄り(Left)か右寄り(Right)か) を表している。
型番を調べる時は、自分の車についてるサービスデータ表やエンジンルーム内の現物で確認した方が安全確実です。
バッテリ正面の図
プラス端子側バッテリ側面の図
Lなので中央より左に端子が位置している
40B19Lは幅が19cmで奥行が13cmです。
②バッテリーは自分の車にあった性能以上の物を使う
30B19L→26B19L ×容量不足で危険!
30B19L→40B19L ○性能アップ!エンジンの負担も少なくなる?※
…などを知る。
※バッテリーの容量があまり大きすぎても問題が起きると思いますので、その辺は常識の範囲内でご検討下さい^^;
次に自分の車のバッテリーの型番を取説の巻末にあるサービスデータ表で調べた。それによるとムーブ・カスタム(ターボ)のバッテリーは……
とある。「なるほど……九州と北海道じゃ同じ車でも求められるバッテリ性能が違うよなぁ」と当たり前の事をひとり思い、19cmのサイズのバッテリーも搭載出来ることを知った。
以前にちらっと下見しておいたDIY店のバッテリー販売コーナーに1,980円というバッテリーがあったことを思い出し、車で行って見た。4~6千円ぐらいでいろいろな規格のバッテリーが売っていたが、一番安い規格の型番は、40B19Lというものだった。後でネットで調べるとこの規格は一番多く市場に流通しているものらしく、そのため、ホームセンターなどでは他の規格のものよりも若干安く手に入れられる機会が多いようだ。26B17Lという標準車にピッタリのサイズもあったが、これは若干高めだったので却下。結局、悩んだ末に店頭POPの商品説明にも「○○B17Lと互換性がある」と書かれていたので、何の疑いもなく40B19Lを購入することにした。性能アップでうれしいな。←単純お馬鹿。
これがあとで数千円の出費を生もうとは……。
バッテリー購入後、早速DIYショップ(ホームセンター)の駐車場で交換作業を開始(よく見かける光景ですね)。交換後すぐに廃バッテリーを引き取ってもらう都合があったのでこの方法をとりました。
まず、スパナでボルトを緩めてバッテリーを固定しているアームを取り外す。右の画像で説明すると、まず赤丸のナット(フランジナット?)を緩めてから緑丸のボルトを緩めて外す。赤丸のナットが締められている金属の棒は、下にたどっていくと先端がJ字に折れ曲がっていて、その部分がバッテリーを載せているトレイのツメにひっかかっている。バッテリーを取り外した後にどういう仕組みになっているかよく確認しておくとよいだろう。
次にマイナス端子・プラス端子の順番でバッテリーの端子(ターミナル)を外す。端子はナットを緩めれば外れる。それから、バッテリー本体をエンジンルームより取り出します。
最後に、新しいバッテリーをエンジンルームに設置して、今度は逆にプラス端子・マイナス端子の順で端子を接続します。後はアームを元に戻します。ナットを締めすぎて、バッテリーを載せているトレイにあるツメを壊さないように注意しましょう。とは言っても、あまりゆるゆるの状態でもバッテリーが動いて危険ですので注意が必要です。
左のFlash動画(バッテリー端子の外し方)もご覧ください。
バッテリーから外したケーブルの先端(金属端子)が、車の金属部分などに触れると危険ですので、外した端子は絶縁物(軍手とか)でしっかりと覆っておきましょう。
さて、慣れない作業が終わりバッテリーにケース(右画像)をはめようとしたその時――。
アレ?入らないぞ!
やってしまった……。
「そうか!バッテリー本体の奥行きサイズは一緒だけど、横幅サイズが17cmから19cmに大きくなってるからか!」 忘れていた。
何とか無理矢理にでも入らないかと思いやってみたが、さすがに4cmの外周サイズUPにより、きつくて入る様子が全くない。しょうがないので、この件は一旦諦めて後日対策を講じることにした。ちなみにトラブルはこのケースの問題だけで、バッテリー本体は多少(26B17L→40B19L)横幅サイズが大きくなってもエンジンルームには問題なく設置できた。
お店の商品POPの説明にあった「互換性」とはそういう意味だったのかな?
その後、廃バッテリーを引き取ってもらい、ケースはバッテリに被せずに帰宅。交換後エンジンの負担が減ったのか、調子が良くなった気がする。気のせいだろう。
ケースを自作しよう思い、いろいろな材料を検討してみたが、結局ディーラーから取り寄せる事にした。一度ケースを交換して置けば、次回からは市場流通量が多くて安いバッテリーが使用できる。「後で元を取ればいい」という考えが頭に浮かんだのでした。
ディーラーに電話し、どうやらピッタリ合うサイズの物(B19サイズ)は現在無いらしいことを知った。「うーん……なぜ?」と思ったが、車の部品取り寄せとはこんなものなのかと納得することにした。少し大きいサイズのものを取り寄せてもらうことにした。値段を聞くと3,500円ぐらいかかるようだ。
実は当初ディーラーさんとのお話では、このケースは取り付けなくてもあまり問題ないということだったのだが、ダイハツの本社にもメールで問い合わせておいたら「ターボ車には必要」との返事が来た。それで、急遽取り寄せることにしたのであった。本社の方の説明を聴くと「ターボ車のエンジンルームは普通の車より高温になるから」という理由らしい。あのケースには断熱の効果があるわけだ。
バッテリーケースに「PP」という刻印がされているのを見つけた。ポリプロピレンの意味なのか? PPは耐熱性(100度ぐらいまでOK)のあるプラスチックで、200度ぐらいに加熱すると溶けるらしい。(コンビニ弁当の耐熱容器等でおなじみ)気になってDIYショップで探してみるとプラダン(プラスチックの段ボールの略称だと思われる)という製品を見つけた。これは名前そのまんまという製品で、段ボールを紙では無くてPPで製造してしまったというものである。かなり大きいサイズのシートでも安価で売っている。バッテリーケースと材質を比較してみたが、かなり似ていた。「これで自作すれば」とも思ったが、バッテリーを購入した後であったし、今後トラブルがあった場合でもディーラー経由で取り寄せたものを使っていた方がよいだろうという事で考えが落ち着いた。なんども交換するものでもないし。
①古いバッテリ(廃棄するバッテリ)の処理を事前に考えて置かないと後で厄介。
私の場合は交換用バッテリを購入したDIYショップにて廃バッテリーを回収するサービスがありましたので、それを利用しました。ガソリンスタンドなどでも無償か有償か分かりませんが引き取ってもらえる場合があるようです。
②バッテリのサイズが違う物を付けようとすると純正のバッテリーカバーが使えなくなるので注意。
これには参りました。事前にいろいろ調べてサイズが違うことを理解していたはずだったのに……。
一番簡単に終わらせるには、あなたの車に使用されているバッテリーの型番を調べて同じ物を購入すればよいのです。最初からバッテリーのカバーが付いていない車種も多いかも…。それなら問題無いのですが、ターボ車には付いていることが多いかも知れません。
実は交換したバッテリーがすぐにダメになりました。(´Д`;)やはり激安ものはだめでした。カーショップでバッテリが弱っていると言われ、そのせいかエンジンに負担がかかって走行時の加速感が鈍り、どうも調子が良くないので結局6千円ぐらいのモノを買い直しました。(40B19Lのモノ)カーショップでバッテリを購入し、駐車場で交換作業を自分でやり、廃バッテリを引き取ってもらいました。(工賃300円が浮きました)今度は大丈夫かと思われます。YUASAのバッテリーだし。
追記。これ↑は当時の恥ずかしい思い込みです。現在であれば、このようなもったいない出費はしません(大汗)。何か別の問題か気のせいだったのでしょう(苦笑)。
バッテリ端子の取り外しはマイナス側から、取り付けはプラス側から。(これは電気系統の車いじりをする前の基本作業らしいので覚えておくとよい)
この記事は2008年7月頃に公開され、改訂を重ねて現在に至ります。