[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
この記事は、車検の半年以上後に体験して書かれた記録である。バッテリーの交換の時にも書いたように、どうもエンジンの調子が良くない気がしていたので交換してみました。
※当時は、オイルのことなどよくわからなかったので全部お任せしてしまった。
オイルの知識もゼロだったので、マイカーの取扱説明書を引っ張り出してサービスデータ表で対応するオイルの種類を調べてみた。
それによるとムーブカスタム(ターボ)のオイルは、SAE5W-30(API分類SG以上)が適応すると書いてある。
( ゚Д゚)SAEとは?
調べると公式サイトを見つけた。(→GO)Society of Automotive Engineersの略で、(アメリカの)自動車技術者協会という意味らしい。その協会が制定したオイルの粘度等の規格で、5W-30というものに交換する訳だ。(この規格は店頭で売っているオイル缶のパッケージにデカデカと表示されている)
( ゚Д゚)API分類とは?
同じく公式サイト…。(→GO)American Petroleum Instituteの略で、米国石油協会という意味らしい。この協会が制定した品質の規格でSGというグレード以上のものを使えばよいらしい。(これもオイル缶のパッケージに表示されている)
SA、SB、SC…、SL、SMと分類があり、S*の*の部分が品質の良さを表しているらしい。A(低)~M(高)
また、オイルには次の3種類がある。
A.化学合成油
科学的な合成によって製造されるオイルで、温度変化があっても安定した性能を発揮するらしい。劣化も一番遅く、交換時期を延ばせる。当然、値段は一番高い。
B.部分合成油
鉱物油がメインで、化学合成油を加えたオイル。値段は普通。今回はこれを使用。
C.鉱物油
原油から精製されるオイルで、劣化は一番早い。当然一番安い。
割と近所のイエローハットさんにお願いしました。オイル交換を自分で行うには、平らで広い土地が必要、それなりの汚れてもいい格好に着がえて車の下に潜ったりしなければならない、慣れないと時間がかかる、廃油の処理が面倒などなど、ど素人がやるにはいろいろな壁があります。それで、カーショップさんにお願いした次第です。ホントは自分で出来たらやりたいのだけれど、色々考慮するとどうもね。←現在は自分でオイル交換しています。
レジにてオイル交換をしたいことを告げると、次は店頭の棚にあるオイルから商品を選ぶことになった。
少し迷ったが、ターボ車なので割とよいものを入れておこうと言うことで、店頭にあったそこそこ値段の張るBPのvervisPUREというオイルを購入した。これは、SAE規格はピッタリ同じで、API分類はSGより高いレベル(SM)となっている「部分合成油」である。尚、5W-30ということは粘度の少しだけ硬い10W-30でも代用できると店員さんから勧められたが、よく分からずに不安だったので5Wのものにしておいた。
オイル交換は、まず店頭に置いてある各社のオイル商品から好きなものを選んでから作業ピットに車を預け、そのオイルを使って交換という流れになっている。購入単位は缶単位(1Lや3Lや4L等)になるので、注意(L=リットル)。
たとえば、交換する自動車のオイル容量が、2.2Lなどの場合、1L缶を3本購入すると、残った分を後で使う事は出来ないので、新品オイルを0.8Lも廃棄しなければならない。一度封を開けたオイル缶は、その瞬間から劣化が進んでいくからである。しかし、これではお金もオイルももったいない(エコロジーではない)。今回、このケースが私にあてはまってしまったので、整備士さんが親切に「どうしますか?」と聞いてくれた。オイルは少し少なくても問題無いとも教えてくれたが、ちょっと不安なので、結局整備士さんのお勧めに従いオイル添加剤を購入して量を増やしてもらった。「オイル缶(1L)×2本で2L」+「オイル添加剤(モリブデン配合)少々」にて交換。オイル(1L)を3缶買うより少し安くなり得した気分であった。
交換作業は15分ほどで終わり、店員さんや整備士さんの対応も良いし、お店の雰囲気もよかったので、次回のオイル交換もここに頼もうと思った。
エンジンが体感できるほど調子よくなりました(最初のうちだけでしょうけど^^;)アクセルを踏み込んで言ったときのエンジン音が新車の時に近いような滑らかな気持ちの良い音に。また、エンジンの加速も同様に滑らかになりました。ターボ車という事もあるので、エンジンのためにも定期的に早めにオイルは交換してあげようと思いました。
いろいろ作業したけど、これでひと安心(長かった)。
尚、エンジンオイルを規定よりも多く入れると、ブローバイガスに含まれる霧状のオイルも増えてエアーフィルターもオイルで早く汚れるようなので注意が必要です。
前回のエンジンオイル交換から11ヶ月ぐらい経過後、またまたエンジンオイルの交換をしました。(今回は、ついでにオイルフィルターも交換)
今回は、前回利用したカーショップとは別のところで行いました。前回オイル交換した時期を間違って記憶していて(´∀`;)、1年近く間が空いてしまいました。
とにかく、カーショップに行き、店頭にあるオイル(カーショップブランドだが一応100%化学合成油)とフィルターと添加剤を持ってレジへ行き、交換作業を依頼した。
「後はひたすら作業が終了するまでマターリと待つか」と思っていたら――。
なぜか、突然、店内放送で呼ばれた。Σ(゚Д゚;ビクーッ!
急いでピット(作業場)に行くと、整備士が「前回オイル交換したのはいつ頃ですか?」と聞いて来たので、「1年ぐらい前かな」と言ったら、
「やっぱり……」と言った後、「オイルがかなり汚れているので一度フラッシングした方がいいですよ」と深刻な表情で言ってきた。(´∀`;)エンギ?
おまけに抜き取ったオイルが入っている容器を見せ、それをゆすって、「ほらほら、こんなにドロドロですよ~(・∀・)」とか不安感を煽る言葉をのたまってくれました(´∀`;)オイ……。
手持ちのお金が無かったのと、「今ならお得な値段でやります」というセールストークが罠っぽくて気になったので、結局お断りして普通に交換作業だけをやってもらった。しかし、その時はかなり不安感が残った。(´∀`;)あーあ、すっかり騙されてるよこの人……。
その店にはエンジンの内部がスラッジでドロドログチャグチャになった大きな写真が目立つ場所に掲示してあるのだが、その写真を見た後深刻な顔でああいう事を言われたら、「じゃ、ついでにそれもお願いします」とかなりの人が勢いで言っていそうだ。(´∀`;)商売巧すぎ……。手持ちのお金に余裕があったら私も多分頼んでいたことだろう。(エンジンは内部が見れない分、悪い想像が膨らむから恐い)
これは、たいして弱ってもいないのに、「バッテリーが弱ってますよ」と言って交換を促す商売法と同じく、良くあるひっかけだろうか? あまり車に対して思い入れのなさそうな(´∀`;)サンデードライバーっぽいのが来ると整備士が悪徳セールスマンに変身するのかもしれない(ひょっとしてなめられまくってる?(^_^;)) ま、これも経験か……。
ちなみに、後でムーヴの取説を読んでみたら「1年ごと、または10,000km走行ごとに交換」しましょうと書いてある。(;´∀`)全然問題ないじゃん……(前回入れたオイルもそこそ良い物だったし走行距離も短いし(・∀・))。
そりゃエンジン内を掃除しておくのは良いことですけどね……お金があれば(苦笑)。そのフラッシングとやらで、どの位汚れが落ちるのか効果の程も知らないですけど。
それはともかく、今回も前回のオイル交換後に感じたのと同じ様な、気持ちの良いなめらかな車の加速感とエンジン音を感じながら帰宅しました。
信用できる整備士の知り合いが欲しいと思う今日この頃です。(´∀`;)
悪徳セールスマン整備士には注意!(笑)
その後、本屋で車メンテの本を立ち読みしたら、「オイル交換は、そこそこの品質で安価なものをマメに交換するのが一番」という知識を得ました。フラッシング作業自体、どの程度効果があるか分かりませんし、エンジンオイルは循環しながらスラッジを取り込んでお掃除(フラッシング)もしているので、まめな交換が一番という理屈です。これには納得させられました。次回交換からは、ちょっと早めに、部分合成オイル等の割と安価なものでやってみようかと思ってます。
DIYによるオイル交換について、一応まとめてみました。未来の自分用の意味もあるかもしれませんが、たぶんこの作業は一生やらないと思います(苦笑)。現在、実は激安オイルとフィルターを使って自分でやったりしています。廃オイルは処理ボックスで可燃ゴミへ出しています。作業にはそれなりの工具が必要になりますが、慣れれば結構楽ですし、大手カー用品店の半額以下の価格で自分のやりたい時にやりたいように作業できます。自分でやればオイルを過剰に入れられるなどということもありません。実際にやってみたら自分にとっては結構なメリットがありました。ですが、ふだん長距離乗られる方々には激安商品での交換はおすすめしません。それなりの製品を使用しておきましょう。
自動車からオイルを抜く方法は、オイルレベルゲージが刺さっている場所に管を挿し込んでオイルを吸い出す「上抜き」とエンジン下部にあるオイルパンのドレンプラグを外し、オイルを排出して受け皿で受ける「下抜き」があります。どこかでオイル交換を依頼すると「上から抜きますか? 下から抜きますか?」と聞かれたことがあるかもしれませんが、このことを聞いているわけです。
ドレンボルトは、エンジンルーム下のオイルパンにあります。車体前方の下部に潜ってみれば、すぐに見つかると思います。ドレンボルトはM12の1.25(ピッチ)で、締付トルクは24.0±4.8N・mです。
正確な締付にはトルクレンチが必要です。素人だけどそんなもんカンでやったる、というワイルドな方は自己責任でどうぞ。オイル漏れも嫌ですが、ドレンボルトやオイルパンのネジ山潰れも怖いですけれど。左のトルクレンチを私も使用しているのですが、この製品は使用後たまに設定した目盛がずれることがあってちょっと不安です。かといって同価格帯の別メーカーの製品も同じ仕組みで設定しているように思えますし、日本メーカー製でこれより上の価格帯の製品となると価格がひどく高くなってしまうため、我慢してこれを使用しています(苦笑)。本当はプロの整備士が使っているような製品に買い替えたいのですが先立つものが……。
ドレンボルトをなめないように脱着には14ミリのメガネレンチを使用します。
それから、ドレンボルトにはドレンワッシャー(右画像)をはめて使用するのですが、オイルパンからドレンボルトを外した時にドレンワッシャーがオイルパンに貼りついて残っていることがあるようです。私は確かまだ一度も経験したことがありませんが気を付けるようにしています。気付かずにそのまま新しいドレンワッシャーとドレンボルトを取り付けてしまうとオイル漏れなどの問題が発生するのかもしれません。右上の画像のドレンワッシャーは長期間使用済みのものなので、変色や変形などで新品のものと見た目が違っていますのでご注意下さい。
オイルを排出する前には少しエンジンをかけておきます。オイルを温めて軟らかくして、抜けやすくするためです。オイルの温度をあまり上げると、ドレンボルトを外した時に熱いオイルが出てきて危ないので、気温と相談しながらほどほどの加熱にしておきましょう。
それと、下抜きの場合は、エンジン下に作業できるだけのスペースを確保するため、車体前部のジャッキアップかカースロープなどの使用が必要となります。また、安全のためにタイヤストッパーなども必要でしょう。左上のカースロープですが、こういった樹脂製のものは、軽量なので設置場所がコンクリートの上などの場合、滑ってしまってタイヤが上に乗りにくいです。ですので、底面にゴムを貼ったり、一番低い部分をタイヤの下に食い込ませておくと、スムーズにタイヤが乗りやすいかと思います。
ドレンボルトを外したらオイルが出てきますので、オイル交換用に売られている受け皿に受けるもよし、このページの下の方で紹介しているオイル処理ボックスに受けるもよしです。最初は、下抜きでどの位の量のオイルが抜けるかを知っておくために、受け皿で受けて目盛付きのオイルジョッキなどに移して計量しておくとよいかもしれません。オイルフィラーキャップ(エンジンの上にあるオイルを補充する穴をふさいでいるキャップ)が閉まっていると空気が入らずオイルの排出される速度が遅いと思うので開けておきましょう。また、ドレンボルトやドレンワッシャーが排出したオイルの中に落ちてしまうこともあると思うのでよく調べておきましょう。
抜いたオイルの処分方法ですが、私はページの下のほうでも紹介している処理ボックスに入れて家庭ごみとして出しています。お住いの自治体のルールなどによって同じ方法で処分できない場合は、オイルを買ったお店や馴染みのガソリンスタンドで引き取ってもらうなど、別の方法を探す必要があります。
新品のオイルはエンジンの上にあるオイルフィラーキャップを開けてそこから注ぎ込みますが、注入口が小さいので、オイルジョウゴをお勧めします。ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)は、注入時に誤ってオイルをこぼすと、エンジンルームの下のほうにあるオルタネータに付着して火災の原因になることがあるようです。以前にダイハツから複数回郵便物が来まして、エンジンルーム内に注意喚起のシールを貼らされたり、オルタネータにオイルが付いていないかディーラーでチェックをされたことがありました。ですので、私が新品のオイルを注入する時は、必ずオイルジョウゴを使用し、その周りを少し広めにウエスで囲んで、万が一オイルをこぼしてしまったとしても下には垂れていかないようにしています。
次にオイルフィルター(オイルエレメント)の場所ですが、フロントのナンバープレートを取り外してみましょう。円筒形のオイルフィルターの頭が見えます。奥の方に横向きで取付けられています。作業時はフロントバンパーを外したほうがよいでしょう。そうしないと作業もやりにくいですし、オイルフィルターを取り外すと周りに古いオイルが滴り落ちて汚れるので、それらをウエスで拭き取ることも難しいと思います。
オイルフィルターを外すのは、エンジンやオイルパンからオイルを全て抜いてから行います。脱着作業には延長バーの付いたソケットレンチやオイルフィルターレンチなどが必要です。私のムーヴのオイルフィルターのサイズはΦ65mmです。左上のオイルフィルターレンチを私も使っていますが、これを使ってオイルフィルターを取り付けると、オイルフィルターが内側にはまって抜けなくなります。そのため、オイルフィルターレンチの上側にボルト用の穴があいていますので、そこにボルトを締めこんでいき、オイルフィルターからレンチを分離させることができるようになっています。使用できるボルトはM6で、ある程度の長さが必要です。金属製のボルトを使用するとオイルフィルターに小さな傷がつくことがあるので、気になる方は別の樹脂製ボルトなどを購入して使用したほうがよいでしょう。
新品のオイルフィルターを取り付ける時は、底部のゴムのパッキン(円形)に新品のオイルを塗っておくのを忘れないようにしましょう。右の画像で説明すると、金属製のケースを除いて最も外側にパッキンが配置されています。手に密着する薄めのゴム手袋をして指先にオイルをつけて、パッキンの全周に薄く塗布します。たぶん、取付場所とオイルフィルターを隙間なく密着させて、オイル漏れを防止するためにするのだと思います(汗)。
オイルフィルターの締付トルクですが、トルク値ではなく回転角度で判断します。オイルフィルターを手で締め付けていき、オイルフィルターの底が取り付け場所に密着したところでオイルフィルターレンチをはめ込んで、そこから4分の3(270度)回転させると、それ以上締め付けるのに力が要るようになると思います。そこで締め付けは終了です。すべての製品が回転角度で締め付けるようになっているのか分かりませんので、これについてはオイルフィルターの製造元などによく確認して下さい。
ドレンボルト・ドレンワッシャー・オイルフィルターなどの純正品番は「ムーヴカスタム(GF-L900S/EF-DET)の紹介ページ」をご覧ください。
なお、ジャッキアップもせず、ドレンボルトにも触れず、気楽にオイルの交換ができる便利なツールも販売されています。前述した「上抜き」用の製品です。
私も類似品を一台所持していますが、これを使えば作業の手間とリスクはかなり削減されます。オイルを全量完全に抜くことはできないと思いますが、ドレンボルトから抜く下抜きでも構造の問題で全量は抜けないようなので、私はあまり気にしていません。多走行後など、オイルの汚れがひどい場合は、古いオイルを排出後に安いオイルを入れてエンジンを回して一度うがいをさせてからまた排出させ、それから新品オイルを入れるとよいかもしれません。簡易的なエンジンフラッシングという感じでしょうか。
あと、某大手カー用品チェーン店やガソリンスタンドでオイル交換を依頼して、新人バイト店員にオイルを多めに入れられ、エンジンの調子がおかしくなっても、この製品があればオイルを抜き取って量を調整することができます(苦笑)。
それから、「作業の手間とリスクがかなり削減される」と前述しましたが、それはオイルだけを交換する場合でして、オイルフィルターも交換する場合は、オイルフィルターを外した時に滴り落ちてくる古いオイルを車体下部で受けたり、フロントバンパーを外したりと、結構面倒な作業があります。私の場合、ドレンボルトのドレンワッシャーもあまり長くは使いたくないので、オイルフィルターを交換する時には、ドレンボルトを外して下抜きをして、ドレンワッシャーも交換することが多いです。ちなみに、走行距離が短い時は、オイル交換は約1年に1回、オイルフィルターはオイル交換2回に1回の間隔で交換しています。
さて、もう一つの問題である廃油の処理ですが、これもDIY用の便利な商品があります。ただし、地域によっては、この製品を使用した廃油のゴミ出しができないかもしれませんのでご注意下さい(要事前確認)。
これら以外に、細かい問題ですが、オイル缶の処理もあります。オイル缶の僅かな残留オイルはティッシュで拭き取って燃えるゴミでよいでしょう。オイルを購入した店が、それらをまとめて回収してくれるかもしれませんが、毎回やることを考えれば、これも意外に手間と感じるようになるかもしれません。これはお住いの自治体にもよると思いますが、空き缶を気軽に家庭ごみとして出せる場合、気分的には楽でしょう。