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ムーヴカスタム整備記録ブログ

ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)の整備記録です。

ムーヴのフロントグリルの外し方 Ver.1.00

ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT
ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントグリルの外し方

 フロントグリルの外し方

 ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロント部分は2つの樹脂パーツで構成されています。当ブログでは、ダイハツエンブレムがついている上部をフロントグリル、ナンバープレートがついている下部をフロントパンパーと呼びます。グリル(grille)には格子という意味があります。尚、構造上フロントバンパーだけを外すことはできず、必ずフロントグリルを先に取り外す必要があります。

 ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントグリルの上部に付いているクリップフロントグリルを外すには、まず上の画像の緑色の丸黄色の丸にあるクリップを全て外します。プラスドライバーが1本あれば、上に引き抜いて簡単に外せます。緑色の丸黄色の丸では使用されているクリップの種類が違います。右の画像の左が緑の丸にあるクリップで、右が黄色の丸にあるクリップです。どちらのクリップも中央のネジを締めていくとタコさんウィンナーの足のような部分が開いて固定される仕組みになっています。

 ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントグリルの下部に付いているクリップ次はフロントグリル下部のクリップを外します。上の画像の半透明の赤丸には裏にクリップ(左画像)がはまっていて、それらが車体にある穴に挿入されることによってフロントグリルを車体に固定しています。左の画像はモノクロなので色が付いていませんが、実物は赤い色をしています。また、このクリップは抜き差し時に壊れやすいので注意が必要ですが、壊れても交換が容易なので必要以上に気にする必要はありません。プラスチックなので経年によってもいつかは壊れることでしょう。私が初めてフロントグリルを外した時にも既にいくつか壊れていましたので後で交換しました。

 下部のクリップの外し方

 単純にフロントグリルのどこかを掴んで手前に引っ張るのでは、破損させる可能性が高いです。フロントグリルには、ヘッドランプ・フォグランプの周りの部分など非常に細くなっている箇所があり、無理矢理外そうとすると、クリップが外れずにそれらが割れてしまう危険性があります。(念のために書いておくと、外側2つの目玉がヘッドランプで、内側2つがフォグランプです)。

 ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントグリル側面と樹脂製クリップ外しですので、まずフロントグリルの左右側面にある車体との隙間のどちらかに樹脂製のクリップ外しなどを挿入してテコの力でクリップを外します。クリップ外しなどをなるべくクリップの近くに挿入して優しく少しずつ外していけば、クリップを破損させることはないと思います。上の画像にある下部クリップの場所(半透明の赤丸)は、少しだけ位置がずれているかもしれませんがご参照下さい。前述しましたが、ランプ周りは樹脂パーツがとても細くなっているので慎重に作業しましょう。

 次は、ヘッドランプの周りに隙間ができたと思いますので、同じようにクリップ外しでクリップを外します。終わったら隣のフォグランプの周りにも隙間ができるので同様に外します。

 それから、もう片方の側も同様の手順でクリップを取り外します。最後に残るのは中央付近のクリップだけなので、フロントグリル本体の破損の可能性を低く抑えてクリップを全て取り外すことができるかと思います。作業者によって違ってくると思うので、保証はできませんが作業をする際のヒントになれば幸いです。

 しかし今更こんな記事公開して誰かの役に立つのだろうか……。^^;

 各クリップの入手先

 クリップの経年劣化や破損などで交換したい場合は、以下のリンク先で互換品を買うか、純正部品をディーラーで取り寄せるという手段があります。

 互換部品を使用する事や自分で作業した事によって起こる問題は、全て自己責任となります。ご理解の上実行して下さい。

 この記事は2022年2月頃に公開され、その後必要があれば改定を重ねて現在に至ります。

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